糖尿病・高血圧リスクを上げる食品とは？気をつけたい毎日の食習慣

「糖尿病」や「高血圧」と聞くと、ちょっと怖い病気のイメージがありますよね。でも実は、普段の食生活の積み重ねが大きく影響しているんです。知らず知らずのうちにリスクを高める食べ物って意外と身近にあります。今日は、気をつけたい食品と、その代わりに選びたい工夫をご紹介します。

糖尿病のリスクを高める食べ物

まず注意したいのが、甘い飲み物やお菓子。ジュースや清涼飲料水、ケーキなどは血糖値を急激に上げてしまい、インスリンが効きにくくなる原因になります。

次に、ハムやソーセージ、ベーコンといった加工肉。脂肪や添加物が多く、研究でも糖尿病リスクを上げるとされています。

また、揚げ物やファストフードはカロリーと脂質が多く、肥満につながりやすいもの。白米や白パン、うどんなど精製された炭水化物も、血糖値が大きく上下するので食べすぎ注意です。

その代わりに、玄米・そば・豆類・野菜など「低GI食品」を取り入れると血糖値が安定しやすくなります。

高血圧のリスクを高める食べ物

高血圧で一番気をつけたいのは「塩分の摂りすぎ」。漬物や梅干し、インスタント食品、ラーメンなどはナトリウムが多く、血圧を直接押し上げます。

さらに、スナック菓子や菓子パンは「小麦＋砂糖＋油脂」の組み合わせで肥満や血圧上昇を招きやすい食品。揚げ物や脂肪分の多い食事も動脈硬化を進めやすいです。

アルコールも飲みすぎには要注意。交感神経を刺激して血圧を上げてしまいます。そして甘い清涼飲料水も血圧に悪影響を与えることがあると言われています。

改善のポイントは、減塩を心がけること。そして野菜や果物、乳製品、豆類、ナッツなどに含まれる「カリウム・カルシウム・マグネシウム」をしっかり摂ることです。

共通して言えること

糖尿病と高血圧、どちらのリスクも高めてしまう食品は共通しています。

• 加工肉
• インスタント食品
• 砂糖たっぷりの飲み物
• 揚げ物
• 菓子パン

大切なのは「完全にゼロにする」のではなく、習慣的に多く食べないこと。野菜を中心にしたバランスのよい食事や腹八分目を意識することが大事です。さらに、適度な運動や体重管理も健康を守るポイントになります。

まとめ

糖尿病や高血圧のリスクを高める食品には、甘い飲み物・加工肉・揚げ物・塩分の多い食事など、日常でつい手に取りがちなものが多く含まれます。だからこそ、毎日のちょっとした工夫が未来の健康を守る大きな力になります。無理なく続けられる「食べ方の習慣」を意識してみましょう。